矯正治療は長期間にわたって行うものです。そのためにも治療を行う矯正歯科はしっかりと選ばなければなりません。矯正歯科の中にも様々な種類があるので、信頼できる医師を見つけて正しい治療が行えるようにしましょう。このサイトでは矯正歯科選びのポイントについて解説しています。
「歯の治療」というと、どうしても痛みが伴うものだと思いがちですね。でも、初期治療、特に歯の神経に達していない虫歯の治療の場合は、通常の機械による治療でも痛みを感じることはほとんどありません。また、麻酔を必要とする治療の場合も「痛みを伴わない方法」があります。このように治療の際に痛みをほとんど感じない治療のことを「無痛治療」といいます。
「麻酔をすれば痛くない」とはいうものの、麻酔針が刺さる瞬間はやはり痛いものです。最近では「完全無痛麻酔」という方法があります。完全無痛麻酔は、麻酔をかける際に針を使わない方法です。針を使わない方法としては「シリジェット」という特殊な機械を用いる方法や、「笑気麻酔」という30%以下の笑気ガスを吸引して沈静状態にする方法があります。
無痛治療に最も有効な麻酔ですが、どんな状況下でもおこなえるものではなく、麻酔ができない人もいます。
比較的症状の軽い虫歯で普通の治療を行っても痛みを感じない歯の治療には、麻酔を使うことはありません。また、レーザー治療などの「麻酔を使わないタイプの無痛治療」を行う場合は、当然ですが麻酔は使いません。麻酔を使用するのは原則として、歯の神経にごく近い部分まで虫歯が進行している場合など、そのままでは痛みを伴うケースです。ただ、痛みへの感受性には個人差があるため、上記の場合でも麻酔を行うときもあります。
麻酔を使うタイプの無痛治療は、いつでも誰にでもおこなえるものではありません。例えば妊娠中・授乳中の女性や幼い子供、麻酔薬に含まれている成分にアレルギーのある人には麻酔を使う無痛治療はできません。また、患者が心臓や肝臓などの病気を持っている場合は、無痛治療で麻酔薬を用いてもよいかどうか主治医に確認を取る必要があります。
無痛治療の最大のデメリットは「治療時間が一般の治療に比べて長い」ということです。特に鎮静剤や鎮痛剤を静脈内に投与する「静脈内鎮静法」や点滴による麻酔の場合は、麻酔が効き始めてから覚醒するまでの時間が大変長くかかります。麻酔自体を始める時もゆっくり時間をかけて行いますので、患者は時間に相当の余裕がないと受けることができません。
無痛治療、特に麻酔を行う無痛治療最大のメリットは「痛みを恐れるあまり治療を拒むことがない」ことでしょう。「歯の治療には痛みが伴うもの」という認識はお年寄りから幼い子供まで多くの人々が持っているもので、そのことが歯の治療が手遅れになりやすい大きな原因です。麻酔による無痛治療は痛みへの恐れを軽減させるとともに、より速やかな処置を行うことができます。
無痛治療でも状況によって麻酔が効きづらい場合があります。そんな時はどんな処置を受けるのでしょうか。
無痛治療において麻酔が効きにくいのは、一般的に「患部の腫れ(炎症・痛み)が激しい場合」や「下の奥歯などに麻酔をする場合」などです。炎症が激しく、特に患部が膿んでいる場合は、麻酔がなかなか効きません。なぜなら、膿の成分に麻酔薬の効果を軽減してしまう作用があるからです。また、下の奥歯などは歯ぐきの骨が分厚くしっかりしており麻酔が効きにくい場所です。
麻酔が効きにくい場合の対処法もさまざまです。例えば「下の奥歯で、麻酔薬が効きにくい」場合は、余分に用意しておいた麻酔薬を追加することで痛みを軽減したり、時間をおいて麻酔薬の効果がでてきてから無痛治療を再開したりします。炎症が激しい場合や膿が出ている場合は、細菌による二次感染を防ぐためにも内服薬や患部への薬品の塗布を行い、膿が出なくなり炎症が少なくなってから改めて無痛治療を施す場合があります。
無痛医療・・・歯の治療が痛いかどうかと患者の心の状態は、大変密接な関係にあります。
「麻酔用の針はなるべく細く」「麻酔薬は体温程度に温めて」など、一昔前とは比べ物にならないくらい無痛治療の技術が進歩した今日ですが、それでも治療時に痛みを訴える人はいます。麻酔が効きにくい体質であるなどの個人差もありますが、多くの場合「歯の治療は痛い、怖い」という固定観念が原因になっています。歯を削る機械の音や歯医者独特の消毒薬の臭いなどで「歯医者=怖い、痛い」という連想をしてしまうのです。
「歯の治療は痛い、怖い」と思う人の多くは、過去に「麻酔が効いていないのに歯を抜かれた」「歯の治療の際、不意に動いて口腔内を怪我した」など「歯の治療は痛い、怖い」と確信するようになった経験をしています。過去の経験が原因で歯の治療を恐れる場合は、無痛治療を施しても心理的に痛みを感じることがあります。無痛治療を受ける際には、何よりも自分が信頼できる歯科医を選ぶことが大切です。
参考サイト
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